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社会人パドラーは陸トレするしかない件

寒い日とオミクロン株の蔓延が続きますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

SUPの上手さには幾つも方向性があり、それぞれに技術体系があると思います。

そのこと自体はどの分野でも同じな訳ですが、SUPの様なマイナースポーツでは、明確に整理されていないので、分かりにくいこともしばしばあります。

現状でベストなのは、信頼できる上級者やプロ選手に教えを請うことでしょうが、そう都合よく身近にいないんですよねぇ。

身近に頼れる人がいる場合は、その人を頼ってもらうとして、私のように独学で練習する人はどうすれば良いのか。私と一緒に悩みましょう。

因みに今回はSUPレース関係です

SUPレースの上手さとは?

さて、SUPレースの上手さとは何かを定義しないと話の輪郭がボケてしまいますので、先ずはそのあたりの話から。

私はSUPレースの上手さ≒強さについて、概ね次のように考えています。(『上手い』と『強い』は違うでしょ、と言う主張は最もですが、初級者や中級者から見れば上手い≒強いは成り立つので、今回は初級者くらいのスキルレベルに合わせた話になります。)

  1. 高出力で漕ぎ切る体力
  2. ボードコントロール技術
  3. 波と風を読んで活かす能力
  4. 他者との駆け引き
  5. 気持ちの強さ

この中では、上の能力が高い程上位に食い込むことができ、下の能力が高い程同レベル者同士の中で抜きん出ることができるものと考えています。例えば、アマチュア同士なら単純に高出力で漕ぎ切れる方が勝つが、プロの様に体力レベルが拮抗すると、ウネリを使ったりレース展開の駆け引きをしたり、最後は気持ちの強さが勝敗を分けると言うことです。

言い換えれば、『高出力で漕ぎ切る体力』や『ボードコントロール技術』は、レースを戦う上での基本能力だと言うことなので、アマチュアパドラーとしてはそこを強化することが最善でしょう。

前置きが長くなりましたが、では、『高出力で漕ぎ切る体力』や『ボードコントロール技術』を鍛えるにはどうしたら良いかと言う、話の本題に入ります。

アマチュアパドラーはどういうトレーニングをすれば良いのか?

一番の良いトレーニングは、『高頻度高強度で乗る』です。極端に言えば、プロの様に毎日20kmとか乗ることができれば、どれだけ効率が悪くても、少なくともアマチュアトップカテゴリーで十分戦える様になると思います。

つまり、時間に余裕がある学生や毎朝歩いて海まで行ける人は、朝練や夕練を継続しましょう。気づけば1年も乗り続けられれば上級者になっているのとでしょう。

そのほかの大多数は上記に当てはまらない人だと思います。基本的に週末に1~2回練習できる程度で、家庭や仕事が忙しい人は隔週とか、月一とかになることでしょう。そういった人は諦めるしか無いのかというと、私はそうは思いません。

なぜなら、SUPレースは、まだまだマイナー競技なので選手層が薄く、SUP自体練習量が少なくても、全体的な努力(トレーニング)次第で活躍できる場があると考えています。

つまり、SUPに乗れないなら陸上でトレーニングしましょう、ということです。嫌だけど...

SUPレースのための陸トレ

SUPレースは基本的に持久系。求められるのは、筋持久力や心肺機能などのことです。

であれば、筋持久力や心肺機能を強化する陸トレ(陸上でできるトレーニング)をすれば良い訳ですが、誰でもどこでもできる一番手軽な種目といえば何が思い浮かびますか?そう、『ランニング』です。

かつてランニングにチャレンジし、継続できなかった人も多いのではないでしょうか?私もその一人です。楽しくないランニングに今更取り組まなくてはいけなくなるとは...。

とはいえランニングは、自分のペースで行える心肺機能強化トレーニングとしては、手軽さと安全性から、一番現実的なものと私は考えています。

心肺機能強化なら自転車でも良いのでは?と思われる方もいるかも知れません。膝関節にかかる負荷の面を見れば確かにそのとおりです。が、仕事に家庭にと時間的成約が多い社会人は、平日トレーニングとなると早朝深夜ばかり。ただでさえ落車や交通事故で怪我や死亡のリスクがあるのに、真っ暗闇での自転車トレーニングはいくらライトをつけようと現実的ではありません。屋内でZWIFTできるお金持ちはどうぞやってください感じですね

ただし、ランニングにしても自転車にしても、心肺機能と下半身にばかり負荷が集中するので、SUPで使う上半身の筋肉群のトレーニングとしては物足りません。

水泳であれば上半身も鍛えられるので良いんですが、まあ、その時間があればこんなブログは書きません。

という訳で、ランニングと筋トレのセットが、社会人的には現実的なSUPのための陸トレなのではないかと結論付けて、前は急げで陸トレを始めた今日このごろです。

SUPのための陸トレのTipsや気付きはまた後日まとめます。

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