この記事は、『SUP、謎の穴』の続きです。
SUPのノーズにある四角い穴にどうやったらカメラを着けられるのか?という話を書いていましたが、実際に着けて撮ってみました。
実際に撮った映像は、Youtubeにも上げていますので、そちらもご覧ください。
SUPのノーズにアクションカメラを着ける方法
前回の記事、『SUP、謎の穴』で紹介していた道具を着けてみるとこうなります。
ここにカメラを着けてみると、しっかりと着きました。
四角い穴であれば、このようなタイプのアタッチメント(FCSインサート)を使えば、簡単にカメラを着けることができるようです。
ただし、この状態ではかなりカメラの位置(アイレベル)が低いので、次のように狭い画角になります。
これだと疾走感は良いのですが、ボードのノーズが映っていないことで『SUPに乗っている感』は伝わりにくいと思います。
また、景色や水面の感じも見えにくいので、SUPの一番の魅力である『水面を歩いている』ようなダイナミックさは失われています。
こういった映像は、正直カヤック視点っぽいですよね。
ではどうすれば良いかということで、エクステンションをつけてアイレベルを高くしてみることにしました。
エクステンション(延長アーム)を着けてみる
次に、エクステンション(延長アーム)を用意しました。
165mmのアルミ製で、触った感じ、強度は問題なさそうです。
ちなみに、アマゾンで1,230円でした。
これを使って撮った映像がこちらです。
たった165mmの延長ですが、これなら十分に見渡せ、疾走感もあり、中々使い勝手の良さそうな映像になったと思います。
並べてみるとよくわかります。
エクステンションを2本つけてみる
実はアマゾンの注文をミスして、同じエクステンションを2本買ってしまいました。
返品しようかとも思いましたが、しっかりした作りで結構使い勝手の良い物だったため、折角なので2本繋げてみることにしました。
1本で165mmのため、2本で330mmの延長となります。(厳密にはジョイントの分だけ誤差があるので330mmよりは若干短くなります)
これで実際に撮影したものがこちら。
1本の時よりもさらにアイレベルの高い映像となり、景色や水面の状況など、画面全体が見やすくなりました。
前の2つと見比べるとこんな感じです。
まとめ
見比べてみると、直付けが如何に低いかが良くわかります。
凪いだ状態でもカメラが水をかぶることがあるので、やはり実用的には延長した方が良いですね。
画角の見やすさだけでいえば330mmの方が良いのですが、アイレベルが上がれば上がるほど疾走感は失われてしまうので、165mmの方がバランスのよい映像になることがわかりました。
ただ、水面が荒れると、ボードの揺れで映像がかなり上下すると思うので、330mmの方が安定した映像が撮れそうですね。
今度荒れた日に撮影して検証しようと思います。
今回は実際の映像をyoutubeで公開していますので、ぜひそちらもご覧ください。