ブログ

楽に漕ぎたいから単純にパドルフェイスを小さくしたらどうか

パドルフェイスの適切なサイズが分かりません。

とにかく速く漕ぎたいなら、90平方インチ超のいわゆるLサイズを高ピッチで振り回せば速いでしょう。そのためには強靭な肉体が必要ですが。

レースで結果を出したいけど、週末しか乗れない人はライドテクニックで勝てないので、平日はウエイトトレーニングをして、そのようなパワーによるゴリ押しで勝負するのもありかもしれませんね。

ですがこれにはかなりの負荷がかかるので、筋力的な部分はトレーニングで補えても、肩関節や腰を故障するリスクが伴います。

そうなると、アマチュアパドラーとしては速さは適度でいいからもっと楽に漕ぎたいと考えたり、そもそもツーリングがメインだからとにかく楽に長距離を進みたいと考える人もいるでしょう。そのほうがパートナーや友達とも楽しめるし、速さだけを追い求めるより建設的かもしれませんね。レーストレーニングは1人もしくはレース仲間とやってください。

で、楽に漕ぎたいとしても、そもそも楽に漕げた試しがないので、いまさら楽に漕ぐとは何かを考えてみます。

考えうる限りでは、とにかく体への負荷が少なく、パドリングのしんどさよりも楽しさが勝り、幾らでも漕いでいられるような感覚の漕ぎです。自転車で軽いギアを回しているような感じでしょうか。ただ自転車とは抵抗が段違いなのでSUPはすぐに減速してしまいますが。

そしてそのために必要な要素は、まず、軽く進むボード。次に楽に漕げる(キャッチが重すぎず柔らかいシャフトでしなりでストロークを振り切れる)パドル。最後に長時間続けられるフォームを取ることでしょうか?

まあボードは一々買い換えられないのでそのまま手持ちのものを使うとして、変えられる要素はパドルです。

面積が小さくコンケーブが浅めのクラシックなパドルフェイスで、楽なフォームをとれるように長いシャフト。シャフトが長ければしなりも大きくなりますが、さらに素材自体のフレックスが大きいシャフトを選択できるのであれば、体への負担をほぼ排除できるのではないでしょうか。

これで、パドリングができるとツーリングにも回復にも良さそうですね。またピッチを上げて漕ぐ練習にもなりそうです。

というか下手したら、今までキャッチの重いパドルを振り切れていなかったがために、小さいパドルのほうが漕ぎきれて速くなる可能性まであります。

と言うわけで、いろいろとパドルを検討し、最悪小さすぎて使えなくてもコレクションとして欲しいヒッポスティックを選択しました。女性や小柄な人向けのMANAというパドルで、26mmの細いシャフト、更にシャフトが柔らかいEXPモデルを注文してみました。届くのが楽しみです。

ハンドル、シャフト、ブレードは、30%3Kカーボンファイバー、70%ファイバーグラス製。グラスファイバーが含まれることでよりフレックスし、フレックスが大きいと1ストロークあたりの出力が減りますが、その分関節に負担が減る。ハンドルは人間工学に基づき、小柄な方にもフィットするように設計されている。シャフトは26mmのラウンドシャフトで、MANAのブレードは、女性や子供のための小さなパドルとして設計されている。ストロークのたびに、最大限のキャッチと最適なリリースができるように設計されており、あらゆるタイプのSUPパドリングに理想的。

-ブログ
-, , ,